管理組合法人では、先の「東日本大震災」の発生を教訓に津波災害に対応する「災害時対策本部初動マニュアル」の素案を作成しました。皆さまのご意見を奮ってお寄せ下さい。

湾岸地域のマンション等が作成すべきマニュアルの考え方     平林[住之江]が作成すべきマニュアルの考え方

大阪市マンション機構が作ってくれた防災訓練パネル         災害時[対策本部]初動マニュアル 2011.4.2防災対策委員会

災害時[対策本部]初動マニュアル 2011.4.2防災対策委員会

対策本部立ち上げの基準
緊急地震速報などで、「大津波警報が発表されたとき」(大阪湾で津波の高さ4mに相当)

メンバー
理事、町会役員、防災リーダー、管理人

対策本部 立ち上げの手順

@ 場所の決定
管理棟 事務室を対策本部とするが、津波の場合は、まず居住棟に臨時本部を置く。
臨時本部は、住民の安全が確保できる避難場所の高さ限界の4階エレベーターホールとする。

     A 非常放送担当の選出と放送の開始
[管理人+α]を放送担当に選び、ただちに管理棟事務室で次の非常放送を開始する。

緊急地震速報の情報を提供する。 [津波がくるので]4階以上に避難すること 災害対策本部を立ち上げたこと、および本部の所在場所を伝える。 各階の全戸でお互いの安否確認を要請する。次の内容を踏まえること。 ・火元の確認   ・住戸ドアの開放   ・安否確認シートの利用 近隣居住者(14軒)、いかるが牛乳関係者、付近の通行人の受入れを表明する。 その他必要なこと。

B 臨時本部の設営
メンバーは、事務室の非常放送担当者と無線機・ハンドマイクなどで連絡しながら、次の必要な
物品を確保・設置し、臨時本部を開設する。

ホワイトボード・首懸けタグ・無線機・発電機(小)・机2個・イス6個・ハンドマイク

     ※本部は業務日誌を作成し、できるだけ活動記録を残すこと。5W1Hで(いつ・誰が・どこで・何のために・何を・どうしたか)

※※※ 以上のことを津波が襲来するまでに行う。 ※※※

津波による被災直後からの動き

@ 本部常駐者の確認(当面の輪番)
     上階(11〜14)中上階(10〜8)中階(7〜5)下上階(4〜3)下階(1〜2)に常駐者[要無線機]

     A 災害状況の把握[安否確認]、災害救助箇所の確認と救助指示

     B 災害ボランティアの募集

     C 各種情報の張り出し(ホワイトボード)

     D 通信手段の確保 無線機の使用、インターネットの常時接続

     E 首懸けタグの準備使用