修繕工事施工上の注意事項


A 建築工事関係

1 間仕切壁変更等内装工事の注意事項
本住宅は高層集合住宅の入居者の安全を守るため、消防法等の法的規制を厳守して建てられて
います。法的規制は共用部だけでなく、専有部分にもおよび、住戸内の内装材の材質、自動火
災報知器の設置等があります。
  ① 間仕切壁の変更に伴い、上記規制に合致するか否かの確認が必要な為必ず変更図面、材料
    認定書等を提出し、管理組合の承認を受けて下さい。
    内装材の材質は、不燃又は準不燃の認定材料として下さい。
② 自動火災報知器は各間仕切り内に必要です。
(自動火災報知器は11階以上の住戸に設置が必要です。)
③ 間仕切り壁の撤去、移動等位置変更を行う場合、部材固定のためコンクリ-ト躯体にアン     カ-等が必要になります。
    コンクリ-ト躯体に影響を与えると共に近隣住戸へ騒音、振動の影響を与える事となりま     すので、近隣住戸への周知、確認を行った上、必ず承認を得て下さい。
2 建築躯体に関わる工事の注意事項
壁、梁、床のコンクリ-ト躯体部は共用部分なので、入居者による修繕工事は出来ません。
但し、床部分の躯体コンクリ-トの上の軽量コンクリ-ト部分に埋設された設備配管等の修繕
  工事の場合は提出された図面(施工内容、施工方法)を確認の上、問題がなければ承認します。
3 開放廊下、ベランダ建具工事の注意事項
① 開放廊下の玄関ドア-、窓サッシ、ベランダの窓サッシ、避難用間仕切りは共有部分です。
    入居者による修繕工事は出来ません。
  ② エアコン取付の場合は管理組合に相談して下さい。
(ガラスの破損等は原因者負担となります。)
③ 1階のフェンス(塀)は共用部分なので、修繕工事は出来ません。