TopPage・2・(ペット委員会答申)101112(ペット飼育規定)
 「だんらん」19号1998年9月1日号より
                  ペット集会
ペットに関する集会を9月13日(飼っている人の集会)と15日(飼っていない人の集会)の夜7時30分より9時まで開きました。

   集会にあたっての理事長のあいさつ(要旨)
・ペットに関する規約上の規定は管理組合創立から今日に至るまで何もない。
・唯一、最初の入居説明会の時に住宅供給公社から「ペットを飼わないように」との口頭説明があった。
・ある理事長が「迷惑をかけない様にして飼うならよい」との個人的な話があったそうだが、公式の場での発言
 ではないし、理事会や総会でその類のことを決めたことはない。
・これまでの理事会がペットに関して何も言わなかったのは、「どうすればよいのか」の結論を持っていなかっ
 たからであり、「認めていた」というように理解しないで欲しい。
・昨年の総会でペット問題に取り組むと決めたが、諸般の事情で取り組めなかった。
・今年の総会で「今年こそ取り組む」と決めて、議論の資料にとの考えでアンケートをお願いした。アンケートの
 回収率が94%という高率になったことはこの問題の関心の高さを物語っている。ご協力に感謝する。
・これまでに居住者から「エレベーター内で犬が小便をして臭い」「抜け毛が飛んでくる」「敷地内のあちこちに
 便をさせて始末しない人がいる」「鳴き声がうるさい」「猫がベランダから入ってくる」などの苦情が寄せられて
 いる。
・9/13と9/15に飼っている人と飼っていない人の集会を開き、どうすればよいかを話し合う。
・205戸千人近い人が共同住宅で快適に過ごすには、個人的な思いはいろいろあっても、その違いをいかにう
 まく融合させていくかが大切であり、結論が出るまでねばり強く何回でも集会を開く。きっとみんなが納得でき
 る結論が出ると確信している。
・9/15の集会が終わった段階で「だんらん」紙上でそれぞれの集会の模様を報告する。
・理事会としての方針は何もない。みんなで結論を出して欲しい。従って、今日の集会で理事会に質問されても
 事実関係以外は答えるものがない。
・理事が発言しても、それはあくまで個人の意見であり、理事会としての見解ではない。

   ペットを飼っている人の集会での意見(9/13  37人参加)
☆ペットを飼っている人の集会ということで参加したが、ハムスターなどは関係ないのではないか。
☆今日夕方、エレベーターに小便がしてあったが、あれは犬ではなく子供のものだ。
☆ファミリートーク以外の人が裏の通路を犬を連れて歩いていた。
☆「迷惑をかけない」という誓約書を入れるようにすればよい。
☆金魚を飼っているだけなので、他に迷惑はかけていない。
☆近所同士仲良くしていれば隣の猫が来てもそう気にならないのではないか。
☆エレベーターの中だけは飼い主がだっこすればよい。
☆小鳥を飼っている者は猫が怖い。
☆犬がエレベーターホールでオシッコをしたときは水をまいて始末している。外でウンコをする習慣の付いてし
 まっている犬をもらってきたので困っている。
☆小鳥を飼っているが、鳴くのでベランダへは長時間出さないようにしている。マナーをどうするかということを
 決めていけばよいのではないか。
☆迷惑をかけるつもりで飼っている人はいない。
☆犬を飼っている。普段は吠えないが、暴走族のバイクの音や救急車のサイレンの音がすると吠える。
☆猫は家の中で便をするが、ベランダの小鳥を襲ったりする。
☆猫を飼っている。隣に行かないように、ベランダの隙間に詰め物をしている、隔壁の上から行けないように斜
 めの板を取り付けている。
☆犬が鳴けばしかるしかない。
☆ウサギを飼っている。しつけがしにくく、ニオイもする。
☆けがをしているウサギを連れ帰ってきた。治れば学校に引き取ってもらおうと思っていたが、だんだんかわい
 くなってしまって手放せない。生き物を飼うことは大変だが、子供にとって大事なことだと思う。
☆ウサギを飼い始めてから半年目に喘息になった。
☆犬を飼っている人は隣に声をかけるなどして了解をもらうのがよい。
☆犬は鳴くのが当たり前とは思っていない。常々迷惑をかけているとは思っている。
☆禁止と決まったら、今飼っているペットはどうするか。
☆仮に禁止になっても、今飼っているのが生きている限りは飼い続けたい。
☆犬を飼いたいと思ったときに管理組合の規約を見たが何も書いてなかったので飼った。ルールを決めるなら、
 どこまで細かいものにするのかが問題だ。
☆エレベーターのニオイの点で言うなら、生ゴミを出すときに汁をこぼしていく人がいる。これもニオイの元だ。
☆飼っていない人の中には禁止を主張する人が必ずいるだろう。
☆一戸建てが持てないという昨今の住宅事情の中で、「禁止」はつらい。
つづき