大阪北新地 蜆楽(けんらく)通り

北新地の「かに道楽」の西側の路地に「曽根崎恵比寿社」が祀られています。
赤い提灯がレトロな雰囲気で、昭和の匂いがする飲食店が数件並んでいます。
明治の終わり頃まで、新地本通の南側に堂島川から分かれて堂島川に戻る「曽根崎川」という細い川があり、シジミがたくさん獲れた事から「蜆川(しじみがわ)」と呼ばれていたそうです。蜆川には上流から「難波小橋」「蜆橋」「曽根崎橋」「桜橋」等、10本の橋がかかっていました。桜橋は現在でも国道2号線の起点の交差点に名前が残っていますね。
十日えびすの頃はお供えもたくさんでちょっと豪華に、夏場は提灯の色が水色になるので雰囲気が違います。